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猫が前足で抱えて後ろ足で蹴るのはなぜ?|けりぐるみ遊びと止めたい場面
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猫が前足で抱えて後ろ足で蹴るのはなぜ?|けりぐるみ遊びと止めたい場面

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猫がおもちゃを前足でぎゅっと抱え、後ろ足で連続して蹴っている。夢中で遊んでいるようにも、怒っているようにも見えて、手を出してよいか迷うことがあります。なでていた腕を抱え込まれ、驚くこともあるかもしれません。

蹴る動きだけで気持ちを決めず、何を抱えているか、触る前後で様子がどう変わったかを見ると、関わり方を選びやすくなります。おもちゃで満たせる遊びと、人が接触をやめたい場面を分けて考えましょう。

前足で抱えて蹴るのは、獲物を捕らえる動きの一つ

前足で相手を抱え、噛みつきながら後ろ足で蹴る動きは、猫の狩りに関連する行動です。おもちゃを獲物に見立てた遊びでも現れ、抱えて蹴れる「けりぐるみ」は、その動きを向ける先になります。

勢いよく蹴っているからといって、それだけで怒っているとは限りません。一方、なでられる刺激が強くなりすぎたときや、触られることを嫌がっている場面では、人の手への噛みつきや引っかきが起きることもあります。動作の名前より、直前に何をしていたかが判断の手がかりになります。

見守るか、接触をやめるかは「対象」と「変化」で考える

まず、おもちゃを抱えているのか、人の腕や手を抱えているのかを分けます。人の体が対象なら、噛む力が弱くても、そのまま遊びを続けないことを基本にしてください。遊びのつもりでもけがにつながり、手足で遊ぶ習慣が続くことがあります。

おもちゃが対象のときは、耳・しっぽ・姿勢を、遊び始める前の様子や触られた状況と合わせて見ます。次の表は気持ちを断定するためではなく、人が次の関わり方を選ぶ目安です。

その場の様子人の関わり方
自分からおもちゃを抱え、離れたいときに離れられる。人への噛みつきや威嚇は見られない手を近づけずに見守り、おもちゃの破損にも注意する
腕や手を抱える、歯や爪が人に当たる、噛む力が強くなる接触を中断し、人の体を使った遊びを終える
なでていると耳が後ろへ倒れる、しっぽを強く振るなどの変化が出るなでるのをやめ、触らずに落ち着く時間を取る
体を低く固める、耳を伏せる、うなる・シャーと鳴く、逃げようとする遊びへ誘い直さず、距離と逃げ場を確保する

耳の向きや瞳孔の大きさなど、一つのサインで「遊び」「怒り」と決めつけないようにします。また、お腹を見せて寝転ぶ姿は、お腹をなでてほしいという合図とは限りません。けりぐるみを抱えている最中に、お腹へ手を伸ばして反応を試す必要はありません。

腕を抱えられたら、まず触るのをやめる

腕を抱えられると、とっさに振り払いたくなります。ただ、急な動きや大きな声は、猫をさらに興奮させたり怖がらせたりすることがあります。できるだけ落ち着いて、次の順に対応します。

  1. なでる手や、遊びとして動かしていた手を止める。 腕を振って逃げる獲物のように動かさないようにします。
  2. 安全に離れられるタイミングで接触を終える。 猫を押さえつけたり、もう片方の手で口や足をこじ開けたりせず、距離を取ります。
  3. 触らずに落ち着く時間を取る。 猫が離れたり隠れたりできるようにし、追いかけてなで直さないようにします。

その場でけりぐるみを体に押しつけ、遊びを続けさせる必要はありません。落ち着いたあと、猫が関心を向けるようなら、人の手から距離を取れるおもちゃで改めて誘います。怖がっている、逃げようとしているときは、そのまま休ませます。

噛まれて皮膚に傷ができた場合は、石けんと流水で洗い、人の医療機関へ相談してください。特に手の咬み傷や腫れ・熱感がある傷は早めに相談し、深い傷や出血が止まらない場合は速やかに受診します。

けりぐるみで「抱えて蹴る」遊びを満たす

けりぐるみは、猫が前足で抱え、後ろ足を当てて遊べるおもちゃです。人の腕を代わりに使わずに済むよう、猫が抱えられる大きさで、手を離して遊ばせられるものを選びます。

nekozuki みかづきけりけり

nekozuki みかづきけりけり

  • 猫が抱えて蹴る遊びや、あごのせ枕に使える三日月型
  • またたび・キャットニップ不使用
  • 岩手の縫製職人が手作りする日本製で、手洗いで丸洗い可能

遊ぶ前に、抱えやすさと壊れ方を見る

選ぶときは見た目だけでなく、猫が抱えたときの使い方と、噛んだり蹴ったりしたあとの状態を確認します。

  • 前足で抱えて、後ろ足を当てられる大きさか
  • 縫い目のほつれや破れ、中身が出ている部分はないか
  • 噛みちぎって飲み込めそうな部品や、絡まりそうなひもがないか

布を噛みちぎる猫には、置いたまま任せず見守りが必要です。破れや外れかけた部品が見つかったら、そのおもちゃでの遊びをやめます。安全性は「猫用」という表示だけで決めず、使っている間にも確認してください。

捕まえたあとは手を離し、短い遊びを重ねる

人と一緒に遊ぶときは、じゃらしなどで手と猫の距離を保ち、追うだけでなく捕まえる機会も作ります。けりぐるみを抱えたら、人は手を近づけて揺さぶり続けず、猫自身がおもちゃに向かえるようにします。

長く遊ばせきろうとせず、短い遊びを日々の中で重ねる形で構いません。猫が離れたら追いかけて再開させず、遊びが終わったところでおもちゃの状態を確認します。途中で歯や爪が人へ向いたり、緊張する様子が出たりした場合も、そこで接触を区切ります。

急に反応が変わったときは、痛みも確認する

以前は触らせていた場所を急に嫌がる、触るたびに噛む・引っかくといった変化がある場合は、遊び方だけで解決しようとせず動物病院へ相談してください。痛みがあるため、触られたり動かされたりすることを避けようとしている場合もあります。

どこを触った直後に起きたか、いつから変わったかを伝えられると、相談の手がかりになります。確かめるために同じ場所を繰り返し触る必要はありません。人への強い噛みつきが続き、安全に関われない場合も、獣医師に相談して対応を考えます。

まとめ

猫が前足で抱えて後ろ足で蹴る動きは、おもちゃを使った遊びでも見られます。見守るときは、蹴る勢いだけでなく、対象がおもちゃかどうかと、猫が離れられる状況かを確認します。

腕を抱える、歯や爪が人へ向く、耳やしっぽに緊張が出る場面では、まず接触を終えます。落ち着いてからけりぐるみなどへ遊びの対象を切り替えることで、人の体を使わずに「抱えて蹴る」動きを受け止められます。

この記事で参考にした資料(6件)

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