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レオパの餌用昆虫はどう管理する?保管・給餌前の準備・食べ残しの回収
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レオパの餌用昆虫はどう管理する?保管・給餌前の準備・食べ残しの回収

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レオパに生きた昆虫を与え始めると、買ってきた虫をどこに置くか、何を食べさせるか、ケージに残った虫をどうするかと、給餌の前後にも迷う場面があります。

整えたいのは、種類に合った保管、昆虫への栄養補給、無理のないサイズ選び、食べ残しの回収の4つです。昆虫を生かしておく管理と、レオパの餌として栄養を整える準備を分けると、毎回の作業が分かりやすくなります。

餌用昆虫は種類に合わせて保管する

餌には、餌用として飼育・販売された昆虫を選びます。庭や公園で捕まえた昆虫は農薬などに触れているおそれがあるため、代用品にしないでください。

購入時は種類・サイズ・入手日を控え、供給元の保管方法を確認しましょう。同じ「ワーム」でも冷蔵への強さは異なり、コオロギの保管条件を別の種類へそのまま当てはめることもできません。

コオロギ・デュビア・ワームの保管の違い

昆虫保管で押さえること容器内に用意するもの
コオロギ通気を確保し、過密や蒸れを避ける。冷蔵庫には入れない隠れ場所になる卵パック、昆虫用の餌、溺れにくい給水源
デュビア通気のあるふたと、内側が滑らかな容器を使う。保管温度は供給元の指定を確認する卵パックなどの隠れ場所、餌、昆虫用給水ジェルなど
ミルワームふすまやオートミールなどを床材兼餌に使う。冷蔵保管できる種類だが、供給元の温度・期間に従う通気穴のある容器、乾いた床材兼餌、活動時の水分補給用の野菜など
スーパーワーム(モリオワーム)ミルワームと同じ扱いで冷蔵しない。低温で死んでしまうことがある通気穴のある容器、ふすまなどの床材兼餌、水分補給用の野菜など

ミルワームでは、供給メーカーが約7〜10℃での保管を案内している例があります。これは購入した昆虫の取扱条件を確かめるための参考で、すべてのワームを家庭用冷蔵庫の同じ場所へ入れてよいという意味ではありません。長く保管するときは、活動させて餌と水分を取らせる管理も必要です。

また、ミルワームは量を控えめにし、脂肪の多いモリオワームは時々の補助として使います。保管しやすさだけで一種類に固定せず、扱える餌用昆虫を組み合わせましょう。

ふたと通気を両立し、移し替え時の逃げ道を減らす

保管容器は、ふたが確実に閉まり、昆虫が抜け出せない大きさの通気穴や網目を備えたものを選びます。密閉して空気を遮ると蒸れやすくなるため、脱走防止と通気の両方を確保してください。

取り出す作業は、広めの空のケースやトレーの内側で行うと、落ちた昆虫を見つけやすくなります。ふたを開ける前に取り分け用の容器を置き、必要な分を移したら保管容器を閉める、という順番を決めておくと扱いやすいでしょう。

三晃商会 パーテーションケース 中

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昆虫用の餌や給水源も、保管中から用意します。コオロギやデュビアには昆虫用給水ジェルなどを使い、深い水入れで溺れさせないようにします。死んだ昆虫やふん、傷んだ野菜を取り除き、湿ったり汚れたりした卵パックは交換しましょう。

給餌前は「昆虫に食べさせる準備」と「粉をまぶす準備」を分ける

昆虫が元気に動いていても、それだけでレオパに必要な栄養が整うわけではありません。餌用昆虫はカルシウムなどが不足しやすいため、昆虫に栄養を取らせるガットローディングと、給餌直前のダスティングを組み合わせます。

ガットローディングは給餌の1〜2日前から

ガットローディングは、昆虫に栄養を調整した餌を食べさせ、その消化管内の栄養もレオパへ届ける方法です。レオパへ与える24〜48時間前を準備の目安にして、対象の昆虫に使える専用の栄養調整用フードを与えます。使用時間や与え方は製品の説明に合わせてください。

保管中の餌や水分補給用の野菜を与えることと、給餌前に栄養を調整することは、目的が異なります。野菜を一切れ入れただけで準備を済ませず、普段の飼育用フードなのか、給餌前の栄養調整に使うフードなのかを表示で確認しましょう。

冷蔵していたミルワームは、与える分を取り出して活動を戻し、餌を食べられる状態で栄養を整えます。室温で動き始めるまでの時間と、栄養調整用フードを食べさせる時間を分けて考え、冷蔵庫から出してすぐの給餌を毎回の手順にしないようにします。

ダスティングは食べさせる直前に薄く行う

ダスティングは、昆虫の表面にカルシウムやビタミンなどの粉末サプリメントを薄くまぶす方法です。その回に使う昆虫を別の容器へ取り分け、必要な粉を付けたらすぐに与えます。保管している昆虫すべてに、先に粉を付けておく必要はありません。

サプリメントは、多く使うほどよいものではありません。カルシウム単独の製品か、ビタミンD3やほかのビタミンを含む製品かを確かめ、使用量・頻度を守ります。紫外線ライトの使用条件も補給の考え方に関わるため、複数の製品を組み合わせる場合は、爬虫類を診る獣医師に照明環境と製品名を伝えて確認してください。

昆虫の大きさはレオパの頭と比べる

サイズ選びでは、昆虫の体長はレオパの頭の長さを超えず、体の幅は頭幅の半分ほどを一つの目安にします。長さだけで選ぶと、太い幼虫や幅のあるデュビアが大きすぎることがあるため、体の幅も見てください。

販売名のS・M・Lだけで決めず、実物をその個体の頭と比べましょう。大きさに迷う場合は小さいものを選び、口に運べるか、飲み込みにくそうにしていないかを見ながら与えます。サイズの目安は、どの個体でも必ず飲み込めるという保証ではありません。

給餌は見守り、終わったら残った昆虫を回収する

一度に多くの昆虫を放すよりも、食べる様子を追える少数から始めると、残りを把握しやすくなります。15分程度で食べる量を一回の目安にし、食べるのをやめたら追加を止めて回収へ移りましょう。

隠れる前に回収できる与え方を選ぶ

給餌ピンセットや、使う昆虫が逃げ出しにくい餌皿を使うと、床材へ散らばるのを抑えやすくなります。皿に入れた後も昆虫が外へ出ていないかを見守り、床材を一緒に飲み込む場所へ餌を置かないようにします。

GEX セーフティピンセット バンブー

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  • 軽量で扱いやすい竹製の給餌用ピンセット
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終わりに確認する順番も決めておきましょう。

  1. 餌皿に残った昆虫を取り出す。
  2. ケージ内に放した場合は、床面やシェルターの周囲も確認する。
  3. 隠れた昆虫を見つけたら、レオパを挟んだり用品を倒したりしないように回収する。
  4. 次回は投入数を減らすか、ピンセットや餌皿で管理する方法へ変える。

生きた昆虫、とくにコオロギを残すと、レオパをかじることがあります。「あとで食べるかもしれない」と翌朝まで放置せず、その回の給餌が終わったら片づけます。回収した昆虫を屋外へ放すことも避けてください。

給餌や掃除の後は、使った器具を清潔にし、手を洗いましょう。食べ残しが続く場合は、虫を追加し続ける前に温度や体重、活動性も確認します。食べないときの見方は、次の記事で詳しく扱っています。

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保管から回収までを毎回の手順にする

餌用昆虫の管理は、種類に合う容器と保管条件を確かめるところから始まります。給餌前には昆虫へ栄養を取らせ、直前に必要な粉末サプリメントを使い、レオパの頭に合うサイズを選びましょう。

与えた後まで見守り、食べ残しを回収したところで一回の給餌を終えます。この流れを決めておくと、昆虫の脱走や取り残しを減らしながら、食べた量も把握しやすくなります。

この記事で参考にした資料(8件)

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